丁寧に手を抜く

頑張らない努力

1週間ゆっくり動作を心がけたらいろいろ良いこと尽くめだった

先日、好きなことを長く続けるためにゆっくり動作を心がけるという記事を書いた。 それを一週間実践してみて感じたことをシェアしたい。

全体的に自分も周りも平穏な空気が漂って、充実度が増したという感じ。具体的には:

  • ゆっくりキーボードを打つと打鍵音が静かになって指が疲れなくなった
    • 丁寧に打つことを心がけると、力が抜けて疲れづらくなった
    • タイポしてもあんまりイライラしなくなって、集中力が長持ちするようになった
  • ゆっくり食べるとご飯がおいしくなった
    • ろくに咀嚼もせず流し込んで済ませていた食事が楽しみの時間に変わった
    • 単に栄養補給という側面だけでなく、精神的にも元気になれる
  • ゆっくり歩くと気分が落ち着いて他人の視線が気にならなくなった
    • 歩くことに集中するので他人がどうでもよくなる
    • ふといいアイデアが降ってきたりする
  • ゆっくり喋るとコミュニケーションが滑らかになった
    • 言いたいことが伝わりやすくなる
    • 相手もそのペースに合わせてゆっくりになるので、緊張感が和らいで丁寧にコミュニケーションが取れる (電話で顕著に感じられる)
  • ゆっくり仕事をすると結果的に効率が上がる
    • 今まで看過していた無駄な作業に意識が向く
    • 何度も同じ作業をゆっくりやるのは馬鹿らしいので自然と効率化しようとする

よい作法は総じてゆっくり動作であることにも、やはりそれ相応の理由があるようだ。

ちなみに実践する前にこちらの本を読んだ。精神科医による著書。

「ゆっくり力」ですべてがうまくいく (集英社文庫)

「ゆっくり力」ですべてがうまくいく (集英社文庫)

今後も続けて、更なる効能に期待したい。