丁寧に手を抜く

頑張らない努力

MFモノクロ撮影で手軽にエモい写真が撮れる事に気づいて楽しい

どうもTAKUYAです。

カメラはもっぱらAFで背面ライブモニターで撮るスタイルを何年も続けてきた。

ふと思い立ってここ数日はMFでEVFを覗いて撮る方式を試してみたら、いろいろ発見があって今ハマっている。

なんで思い立ったかというと、Leica M11が欲しくなったからだ。なんか来月から円安で値上がりするらしいし。 でも本体だけで120万円ぐらいするし、レンズAPO-Summicron-M 35 f/2 ASPH.は100万円もするわで、合計220万円ぐらいかかる。狂っている。 そしてMシリーズはMFのみで、レンジファインダーという機械方式でピント合わせをするのが特徴のマニア向けのカメラだ。

しかしわざわざ200万払わなくとも、同じような撮影方式は手元のFUJIFILM X-E3でも出来る。 せっかく買っても使いこなせなかったら無意味なので、まずは所持する機器で自分が対応できるか試す事にした。

ファインダーを使わない理由は、自分の効き目が左だから。鼻が画面に当たって不快だし、カメラが汚れてしまう。 これを右目に矯正するのが一つの課題。

写真に臨場感が得られるようになった

ところがいざ実際にやってみると、そんなに苦じゃないことが分かった。

AFのフォーカスを迷う時間が省かれて、ピントが甘かったとしても瞬間を逃さずに撮れる気がする。 そしてファインダー越しは没入感があるので、写真に臨場感が感じられるようになった。

これはッ、子供のスナップが捗るッ!

ピントなんて多少ずれても、結局ケータイの小さな画面で見ることが多いのでそんなに気にならない。

MF+ファインダー方式、なかなか楽しいぞ。

もう一つ気づいた点は、シャッターにためらいが無くなった。 AF+背面ライブビューだと、一枚一枚を丁寧に慎重に撮っていた。 一方、MF+ファインダーだと「ピントがズレてるかもしれない」と思って自然に余分に何枚か撮る傾向が出た。 これが良い写真を撮れる確率を底上げしてくれているかもしれない。

モノクロは手軽にエモくなる

撮影方式を変えたら色々発見があったので、続いてモノクロも試してみた。

すると、何気ない一枚でもなんだか貴重な瞬間に感じられるようになった。なぜだろう。

普段は撮らないであろう角度やタイミングで気軽にシャッターを切れるようになった。 「撮るぞ!」という気合が要らなくなった。不思議だ。

今日はいい天気だったので太陽が眩しかった。 それもよく伝わるんじゃないだろうか。

子供が噴水の池で水遊びしていた。もうそんな季節か。 これもMFのおかげですぐにピントを外して撮れた。

何気ないオオサカの1日、Chillな雰囲気が伝われば幸いだ。

次は構図をもうちょっと勉強したいな。

そして今はLeica M11より、来年出ると噂されているQ3が欲しいw