丁寧に手を抜く

頑張らない努力

壁も床も真っ白なカフェ「Walden Woods Kyoto」@ 京都

インスタ映えを狙うなら即座にこのお店を推す、そんなカフェ。

京都駅から徒歩14分のところにある、去年末にオープンしたばかりだという「Walden Woods Kyoto」に行ってきた。

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大正11年に建てられた洋館をリノベーションしたものらしい。

確かに二階部分は洋館の雰囲気が伺える。

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ご覧の通り外装も内装も白を基調としていて、唯一コーヒー焙煎機だけが黒で存在感がある。PROBAT製で超レアとのこと。

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二階に上がるとこのとおり、上下左右、真っ白である。白黒写真ではございません。

まるでフォトスタジオのようだ。

なんだか壁に絵を描きたくなる。

テーブルが無いのが斬新。 まるで大学のキャンパスで階段に座ってダベるみたいな感じで、壁際の段差の部分に腰掛ける。

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暑かったのでアイスラテ。

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照明がランタンというのもおもしろい。 夜は綺麗だろうなぁ。

お客さんも店員さんも全員オシャレだった。 俺もがんばってKindle Oasisを開いて対抗したが全くかなわなかった。 白Tだと壁と同化してしまうので次来る時は黒ずくめで来たい。

ここはゆっくり読書を楽しむカフェではない。 思うに、ここはソーシャルメディアに写真を上げることに特化したカフェだ。

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ここをプロデュースしたのは嶋村正一郎さんというアートディレクターで、パリコレでも仕事したことのある人なのだとか。凄そう。 なのでこのカフェがとにかくおしゃれに振り切っているのは納得できる。

東京と違って空間の使い方にゆとりがあるのが良い。

こういう内装のセンスはとても真似出来ないが刺激になる。

たぶんランタンを照明に使ったのにもちゃんとコンセプト上の理由とかあるんだろうな。

リピするかといえば疑問だけど、時代の刹那に点を刻む部類のカフェとして楽しめるお店だった。 タイムレスというよりタイムリーなカフェ。 まさにファッションである。

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